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2006年4月19日 (水)

褒めること、叱ること

ええと

先日・・・昨日だっけ、
褒めることと叱ることについて書いたのですが
もう少しだけ補足しようと思います


少しだけって言いながら絶対に長くなると思うので
先に謝ってしまいます



ごめんなさい



しかもチョッとだけ真面目な文章なのです
なので若者風に言うとウザイのです
これまた申し訳ないので先に謝ります



ごめんなさい



さて。
謝ってスッキリしたことだし続けますのです。




それではどうぞ





・・・最近のしつけ的な本やビデオ等で言うところの



ノーって言っちゃいけない



って何なんでしょうね。
すごく素朴な疑問が湧いて仕方がないんです、私
いつぞやお邪魔したIダンバー先生のセミナーでも
お話しが有ったのですが


無駄吠えをしてるワンコにはノーって言わず口にオヤツを放り込め


って指導だったり、または
その時に「吠えろを教えてしまえ」って指導だったのですが
吠えろを教えろ云々はともかく、口にオヤツって・・・・



私にはやっぱり分かりません



オヤツに興味のない子はどうすればいいの?
犬だからって何でも食べる訳じゃないし
いつも空腹で涎を垂らしてる訳でもないです
我が家で言うならヴィヴィさんはオヤツで釣れる。
けど他の子は連れません

特にヴィタ君がギャルのヒートに対する情熱たるや
考えられないエネルギー量です
メシなんてどうでも良いって言います
そう言う時はどうすればいいのかしら?



メスの傍に行かせない様にすればいいのかしら?
メスがいる時間に散歩に行かない?
そのメスを避妊させるように飼い主に訴える?




残念ながら私はそうは思いませんのです。
そんなの問題のすり替えでしかない
一番簡単なのは私がヴィタ君に教えればいい
メスの傍に行くのは良いけどエロ行為はいけないって。




駄目って言ったら駄目



って。
でもそれにはノーが必要な訳ですが
それを使わないってどういう事?


ノーを使わない主義の方が言うにはワンコって家族と同じだそうですが
私だってノーは言えどもワンコは家族です
・・・だからこそ駄目なモノは駄目なのです
家族じゃなかったらそんなめんどくさいことしないわ!

逆にノーって言わない理由にとても興味があります
口にオヤツを放り込む・・・・
それって悪いことしたらその行為については叱ったりせず
その場しのぎにオモチャを与えて気を紛らわせろ的な行為に感じます
何か問題に向き合ってない様な。。。それに家族というならば・・・



自分の子供にそんな躾をしてますか?



って話になる訳です
確かに、言っても解らない幼児期に叱ったって限度があるし
他の何かで気を紛らわせるのも一つのやり方ではあると思います

ですが



犬はいつまでも赤ちゃんではない



訳です。
科学的にどうこう言えば4才くらいの知能がうんたらかんたら・・
と言いますが、知能がどうこうとか理屈はともあれ
個体差はあれども有る程度の年齢になったら

飼い主がダメだって言ってることを解らない生き物ではない



と私は思います
犬はそんなに幼稚でもないしバカじゃないと思います
なのでノーって言わない主義の人って
実は誰よりも犬を家族と思ってない様な気もしたりして。

言っても分かんないと思うから言わないのでしょうか
それともノーって言ったら可哀想に感じるのかしら
嫌われるのが恐いとか?
でも・・・子供の頃を思い出せば
自分だって親に散々叱られたけど、親のこと嫌いになったりはしてないです。
それ以上の愛情や喜びをあげれば良いような気もします

それにノーって言っても無視をしたりするのは
飼い主のことを飼い主として認めてないか
言うべきタイミングがずれてるんじゃないかと思います
分かっているけど止められない等の本能的な事もあるかも

タイミングについて例を出すならば
盗み食いをして飲み込む寸前にノーって言っても
それは人間だって無茶な話だよ~って感じ?
燕下とは自分で制御出来ない不随意の反射行動です

この場合はドロボウを捕まえて縄をなう状態ではなく
その状況を最初から作らないように気をつけないといけませんね
とはいえ、しかし・・・


そんな都合の良い状況ばかりではない


なので、出来れば飼い主が見ていない時でも
盗み食いはいけないことだと教えたり、
無駄吠えはノーって言ったりして教える訳です

例えば盗み食い出来る状況で、
飼い主が何も言わなかったので犬は食べそうになりました
盗み食いがいけないことだと犬が知っていようがいまいが
私にとってはそれはノーです。




毒団子だったらどうするの~。




命のキケンがある事は絶対にノー。

そんな訳でノーですが、ではどうすればグッドなのかも教えてあげたい。
私はノーと言われて犬が食べなければグッドと声をかける訳ですが
そう言う意味でのノーとグッドは大切だと思います

それを踏まえると何でノーって言ったらいけないのか
私にはちっとも分かんない訳です



駄目なことは駄目



犬でも人でもそれを教える事は大切だと思います
その場しのぎで適当にごまかされる方が
犬は飼い主の思惑や思考が分からず
可哀想な育ち方をしそうなのは気のせいでしょうか

問題行動の一つに吠える事が良くあげられますが
吠えることに向き合わず、問題のすり替えをして育てたら
吠えるべき時に吠えなくなりそう
吠えること自体がいけないことではなく、


必要ない時に吠えることがいけない


事なのだと思いますし、それは教えれば分かるはず。
実際、ドロボウや変な人が来た時には
自分で判断して吠えて欲しい訳です
コマンドで吠えろなぞ入れたって



飼い主が悪人に抑えられたら指示が出せません



その場しのぎの誤魔化し訓練や
ロボットみたいな犬に躾けられてたら
どうして良いのか分からなくてオロオロとしてる間に飼い主は襲われちゃう
何処までがノーでどこからがグッドなのか
経験を犬に積ませることで理解出来るはずと思ったりします。

基本的には彼等は番犬として存在する場合も有る訳ですから
見知らぬモノを見たら吠えても良いと思います
ただ、飼い主が制止をしたら吠えるのを辞めて冷静になって欲しい
そんな感じですね。

何度考えても私はノーはやっぱり必要だと思う訳ですが
極端な意見としてノーって言ってれば一度も褒めることなくとも
犬が良いことは自分で学んで行くのか?と
言うとそれもまたちょっと違うと思います

ノーばかりが多ければ実質制限されることが多くなるのですから
犬はどうして良いか分からなくなってしまいそうです。
そのためにグッドも存在するのではないでしょうか



いけないことをしたらノー
望ましい行動をしたらグッド




その2つを適切な時期と状況に使い分けてこそ、
犬自身が少しずつ学ぶんじゃないかと思います。

確かにいちいち教えることは面倒臭くて根気の要ることです
でも犬は教えれば出来ると思うんです
何をすると飼い主が不快になったり喜んだりするか分かると思います
分かっていてもやることはあるけど、
その事を分かってるのと分かってないのとでは大違いです。


そう言えばテレビで時々やってますね


「ウチの雑種はドロボウが来たら吠えるか」


とか


「ウチの雑種はクマから守ってくれるか」


とか、雑種云々で言う自体が犬をバカにしてると
思ったりもするのですが、取りあえずそれは置いておいて。



雑種だろうが何だろうが教えてないのに何言ってるのだ



と思います。
勿論、どんな子でも性格は違うので一概には言うことは出来ず
教えて無くても飼い主を守って戦ってくれるかも知れませんし
吠えてドロボウを追っ払ってくれるかも知れません
ですが現実に肉やおやつでドロボウに懐柔される子が居るのも事実です

シープだってワーキングタイプだから
必ずヒツジを追うのか?綺麗に集めてくるか?と言えばそうは言えません
追わない子だって居るし、追う子だって綺麗に集めてくるかは別問題です
やはり教えてあげなければならないことは沢山ある訳です。


でもどの子にも、可能性はあって
教える側が真剣に彼等と付き合えば必ず分かってくれると思います
分かんないって思う方が犬に対してちょっと失礼に感じちゃったりするんです







・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ええと一応、書くのですが
ココで言ってることは
あくまでも犬の衣食住を満足させていると言うことが重要です

散歩もロクに行ってない様なストレス下の状況で吠えるなとか
初めて大勢のワンちゃんがいるところに行って不安なのに吠えるなとか
食べさせてないのに盗み食い食いするな、とか
そう言うことを私は言いたい訳ではありません

それは犬の人権(犬権?)を無視した



躾け以前の問題



です。
飼い主の義務と犬の権利を尊重して欲しいです
一緒に暮らしてお互いが家族だって言うのなら
思いやりも譲り合いも大切ですし。





さて。


そこでまた悩んでしまう事になってしまうのが
ノーとグッドの使い方、匙加減です



簡単に褒めろ、叱れ、と言われても
どうすりゃいいのか分からない様な気もします


どこまで褒めれば良いのか


また


どこまで叱ればよいのか


って実のところ分かりにくいです

この匙加減というのは実のところ自分が暮らしてるワンコに
寄ってかなりの違いがあるんだと思います

軽くノーって言っただけで怯えて動けなくなってしまう子もいれば
周囲にコダマが起こるほど大声でノーって言っても
ヘッチャラな子も居る訳です

良く聞くのは何度もノーって言ってるうちに
ワンコも慣れてきて効かなくなってきて

その内飼い主も腹が立って来て怒りにまかせてボコリンチョしたりして
一体何処までエスカレートしてしまうのか不安になってしまうことも有るみたい

確かにそんなことしてたら、その内ワンコは虹の橋を渡っちゃいます
よしんばそうならなくても、こちらを信頼出来ず、
ビクビクした子になり渋々言うことを聞くようになったりして。
イキイキとした彼等には永久に会えなっちゃいそうです、



そんなのイヤダ



では褒めると言うのは?
何処まで褒めればよいのでしょう
軽くグッドと言うだけでいいのか、それとも
撫でくりまわして一緒に抱き合ってアハハ~ウフフ~と
芝生の上を転がり回れば良いのでしょうか

その内、それもしょっちゅうならばワンコもやっぱり慣れてきて
褒められたって



だから何?



な事になったりして。
飼い主もそれ以上どう褒めればいいのか困ったりして。
ココで大切なのがメリハリとタイミングになる訳です

犬によってグッドの具合、ノーの具合も変えて欲しいです
そして必ず瞬間を抑えることに気を配って欲しい
してしまった後ではなく



しそうな瞬間



ジャストなタイミングです
もしも自転車やバイクを追いかけてしまう子なら
犬がそれを見つけた瞬間にウェイト
ウェイトから耐えきれず体が動いたらノーです
そして我慢出来たらグッドです
少しずつ焦らずに行きましょう

最初はそう言うところからスタートしていって
犬が気にしなくなったら、一々褒めません

問題行動が無いのに叱る必要も無いし
問題行動に無関心な訳で
犬が我慢してることもないのですからグッドも要りません


いつまでも赤ちゃんの様にグッドグッドと大げさに褒めたり
ノーノー神経質に言うのも不必要です。

私ならいい大人になって出来て当たり前のことをベタベタに褒められたり
やってもないことをノーノー言われたらちょっとイヤですね。
多分思うに犬は私よりもお利口さんなのではないでしょうか(爆)

何処までが出来て当たり前で簡単にこなせる指示なのか、
何処までが彼等のイッパイイッパイなのか
よく見てあげて欲しい。

彼等がその事柄、問題に対しどれくらい頑張って
飼い主の指示に従おうとしてるのか
その子の持つ本能や恐怖と戦ってるのかに寄って



褒め具合も叱る具合も変わる



んじゃないかなと思います。
皆、飼い主のことがスキで喜んで欲しいと思っています
どうすれば私達が喜ぶのか、悲しむのか教えてあげることは大変だし
根気が要ることだけど、向き合えば向き合った分
それだけの何かをお返ししてくれると思います




そんな訳で私は今日もノーとか何とか言う訳です。






んで読んで下さった方はきっと






 アンタ 長文 ノー!! とか思う訳ですorz

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コメント

☆鈴パパさん

ややや、勉強になるかはどうかとして(爆)
新しく飼い始めた方やちょっと悩んでる方が
色んな事を考えるきっかけになると嬉しい♪
と思ってますのでどうでしょう(^_^;

最近とみに聞くのですが、うちの子の先生は
こういう先生だからこうしろって言ってた
だから絶対にこうなのだー!って仰る方が居るのですが
それは勿体ないように思ったりしています

色んな個体が居るのに、その個性を見極めず
こうでなければ!!と型にはめて育てるのは
ちょっとキケンじゃないかと思います。。。

とは言え、ダンバーさんを初めとする
古典派の訓練もその新し版なジーンさんも
そしてどんな訓練法も全てが正しい訳ではなく
そして全てが間違ってる訳でも無く
大切なのは飼い主が自分のワンコのために
取捨選択することかなって☆

鈴ちゃんはとても頭の良いお嬢さんなので
良いと悪いはすぐに覚えてくれそうです(^◇^)
今は心も体も柔らかい時期なので
危険に気をつけ
沢山経験したらパパもママも鈴ちゃんも楽しそうです(o^^o)

雑種の件・・あの番組は
雑種だから○○出来ない・・・
な風にとれて私も不快に感じます・・・
本来、犬は目的に合わせて交配してきて
それを人間側が血統書という名前で区別してるわけなので実は
皆雑種と言えば雑種なのです
選択交配してきたワンコ達にも特出した部分はあると思います・・・
けど彼等にも特出した部分が有るはずなのに、
何か少し勘違いしてる気がしますよね~~(T_T)
雑種だってポインターとハウンド系なら鳥を捕まえたり、ボーダーとケルピーならヒツジを追うかも知れないけど、
あれじゃ、雑種は何にも出来ない犬と言ってるのも同じです(‐_‐)

なのであの番組を成立させたいなら、
雑種の定義を確立し、何をさせるかもきちんと考えて欲しいですね(^_^;
由緒正しい雑種の番犬と由緒正しい番犬の純血種と比べてどちらがより飼い主を守ってくれるのか?とかなら面白いです♪

・・・ええ、木を隠すなら森の中に!
エロを隠すならエロの中に・・・って違うや☆
オススメはフォルダの中にフォルダを2つ程
入れるのが一番ばれないそうですよ(-_-メ)


投稿: naoko | 2006年4月20日 (木) 05時06分

☆みっちたん

確かに叱るのはタイミングとか状況とか
その事柄等があるから難しいよね☆
人によっては何も言わないことが褒めてるのだ、とか叱ってるのだ、
と言う人もいるし。
とは言えメリハリが無いと犬にも誤解されやすいかも・・

勿論、私も新しいことを教えるのに
強制的に教えるのではなく、
褒めて教えるのには大賛成☆

だけど命のキケンを守るためのノーやウェイト
(ウェイトも何かしようとしてるのを制止する言葉だから軽いノーであるって考え方もあるよね(^_^;))

そして・・ボニタンが3ヶ月で理解したように
駄目なことは駄目って言うのは彼等犬たちには分かると思う。
無駄吠えにしたって分かってるけど吠えちゃうのよ~って事はあるカモだけど飼い主が喜んでないのは分かると思う。。。
子イヌでも有る程度の月齢になって来て
タイミングをきっちりと抑えれば
ノーって言う言葉がその時の
何を指してるのか分かるはず☆

そのためには信頼関係や飼い主の経験
観察力が重要なのは言うまでもないんだよね、きっと♪

投稿: naoko | 2006年4月20日 (木) 04時34分

なおさんの日記はいつもほんとに勉強になります
φ(..)メモメモ

6匹の犬といっぱいの猫とムスメと旦那の立派なハンドラーですから。

家は始めてのワンコ1ヶ月めでなにをしたらいいやらウロウロ。
鈴が家に来るまでには本もDVDも読み漁り買い漁りダンパー先生の本もしっかり読みました。
お勉強になった面も多少はあったかなぁ?

今は勉強って言うか犬も自分も良い悪いのタイミングを体で覚えていく途中って感じです。

昔うちも雑種飼ってたので、雑種云々の話は自分もちょっとむかつきましたね
コマンドが入ってなければどんな犬種も出来ないし。雑種って賢いし長生きするし。


勉強になったのは、エッチなサイトのブックマークは業務フォルダですね。

投稿: 鈴パパ | 2006年4月20日 (木) 00時40分

叱るのって、褒めるよりもずっと難しいよね。
タイミングとか状況とか・・・。
だけど、人と一緒に生活する上で
一番必要かもしれないことだよね。
その犬の安全を守るためにも。

お粗末ながら、行動は専門なのだけれど、
どうしても、ダンバー博士の方法は
納得いかないです。
犬をそこまで貶めなくてもよいって思うし。
良い行動だけを引き出して伸ばしていくことは
すごく大切なのはよくわかるけれど、
してはいけない場面を他のモノにすり替えるのは
どうかと思うよね。
だって、no!って言えば、今していることが
「止められている」という理解は
できるはずだから。
ボニだって3ヵ月齢で覚えたよ。

まぁ、褒めるにせよ叱るにせよ
飼い主とのしっかりした関係が土台にないと
意味がないような気はするけど。

投稿: みっち | 2006年4月19日 (水) 14時41分

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人様のブログの記事でブレスト(笑)。 ひとつはnaokoさんのブログの記事で「叱らないしつけ」への疑問。 もうひとつはのいぱぱさんの日記で「動機付けのためのご褒美」はどうあるべきかの説明。 ■晴れ時々ケダモノ。の記事、「褒めること叱ること」 ■それ行け!ノイの..... [続きを読む]

受信: 2006年4月19日 (水) 11時16分

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