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2006年4月 3日 (月)

ヒツジさん毛刈り講習会  後編 ~アバレンジャーホゲットさん~

一日目の続きです。

さて、初めてのヒツジの毛刈りと保定
そして羊毛であるウールについての初歩を学び、
目から鱗の落ちた私
一日目終了の帰宅途中にコンビニに寄りました。

貰った資料の中に毛刈りの順番を書いたプリントがあったので
何枚かコピーして自宅で順番だけでも暗記しようと思ったのです。

二日間しか無い講習
いくら初めての事とはいえ
やっぱり、少しはモノにして帰りたい

帰宅後プリントに書き込みをしながら順番をおさらいしました。
ですが頭の中で一生懸命イメージトレーニングをするのですが



どうもいまいち掴めない



仕方がないので
ふとっちょさんにヒツジ役をお願いしまして
実際にそのポーズを取っていきます。

その時は


何てナイスアイディアなのだ。


なんて思ったのですが実は大きな間違い。

ふとっちょさんは重い上に固い(体が)
首を伸ばせばちっとも伸びないし、何か半分寝てるし。
それを支える私のお尻がプルプルからブルブルに、
筋肉痛が更に酷くなりました。

おまけに異変を感じたヴィヴィ母さんが
ワンスカ吠えてきて、どうやら思うに彼女は



喧嘩は辞めてよ!



って言っていたようです。
大丈夫、ヴィヴィ母さん今日は喧嘩じゃないのです。


そんな訳で余りにも扱いにくい太ったヒツジである
ふとっちょさんには早々に見切りをつけて
すぐ傍にいたたいふぁ君をゲット。

ヒツジ関係なのだからワンコが協力をするのは当然です。
捕まえてテディベア状態にしたらば



目を白黒させてた



ので、やはりたいふぁ君も解放。
そこまで力入れられたら却ってやりづらい。
仕方なしにヴィタ君に登場願いました。



ヴィタ君カモーン



ハイ、何を勘違いしたのか・・・ヴィタ君チッコ漏らしたorz
確かに今日毛刈り中にウ○チをしてたヒツジも居ました。
もしかしてヴィタ君たら、さてはアレか?



意外にヴィタ君、本格俳優?



身も心もヒツジになりきってくれたのでしょうか
だったら凄いのですがそんな事は全くあるはずも無いのです。

思うに私の熱気というか雰囲気が怖かったのです
それともコロコロと動かされた上に私が



お尻が~イテテ~~~アウ!



とか大騒ぎしてて気持ち悪かったのでしょうか
人間のチンピラが得てして実はチキンであるように、
ヴィタ君もキチンとチキンです

そうなると当然お次はバト君の登場
やっぱり一番、楽は楽でした。

ウェイトで動かなかったバト君なので楽だけど
余りにも真剣に耐えるのでちょっと可哀想。


さて誰にしようか・・・


と考えて、ヴィヴィ母さん?とかムンムちゃん?
いっそウーちゃんの毛を実際に刈るか!
とか思ったところで、閃いた。

そうだ、ニャンコが居たっけ。




と思いサバチョにご登場願いました
するとニャンコは体がとても柔らかいので
体の曲げ方などは良い感じです。

まあ、でも小さいから足を置くべき位置が分からないのが難点ですね。

結局、脳内イメージトレーニングを頑張ることにして
一人で動き回って変な踊りみたいになってました
何か怪しい宗教のひとみたい。



そしたら有る程度やっていて、思いだしたんですよ
ハットリ君のスタッフのM君は毛刈りショーをする前に
あのビデオを何度も見て勉強して望んだのだと言って居たことを!


そうですよ、たしか
ボーヤ○杯でA氏が毛刈りのデモをしてくれてた!!


Sensei





※地獄に仏とはこの事



早速引っ張り出して観ることに。
バト君の出番後が毛刈りデモだったので
あのときの私とバト君の下手な柵入れも観てしまい
ちょっとブルーになったけど、それはまあ置いておいて


今日は毛ですよ、毛。


何度も何度も巻き戻してコマ送りして観ました。
何となく流れは分かってきたけど結構距離があるので
陰になってしまう部分は見えなかったのですがそれは仕方ない


一応出来ることは頑張った


何となく流れを頭に入れて遠く北の地に思いを馳せつつ
明日のためにオネムルすることにしました。









**********************************


やっとこ明けて二日目。


長い・・長すぎる、このエントリ。
申し訳ない気持ちでイッパイですが、もう少し続きます





二日目の朝、何だか寝不足でした。
夢にヒツジが出てきてうなされましたっけ

普通はヒツジを数えて眠るのに逆にうなされるとはどういう事か
思えばシープを始めてからヒツジのことを考えると
眠れなくなりました、因果なモノです。
シープをしてる他の人はどうなのか、とても興味が湧きますね

所で二日目の今日はマダムが一緒なので、とても楽しみ
きっとお尻がプルプルするぞ。
ちなみにスパークママは太ももが筋肉痛だそう。
お互い違うところが痛くなるって事は
使ってる筋肉が違うのでしょうね。


060331_085925_m


















※ラムちゃんも来てた




さて二日目の今日は昨日のおさらいを兼ねて
もう一度毛刈りです。



私が刈る今日のヒツジさんはまたもや男の子



これがまあ、生きの良いヒツジさんでビチビチ跳ねまくり。
私も下手くそなりに一生懸命保定するのですが



オレはそんなに甘くないゼ、盗んだバイクで走り出すぜ!



と暴れ狂ってました。
ナイフみたいに尖ってた。

そう言えば、どうやら毛刈りというのは刈る側の体格も重要だそうで
Oさんが、私の体格に合ったヒツジを選んでくれたのですが
何故かアバレンジャーな子でして
スパークママが言うには、当歳のヒツジではないかと言ってました。

何でも当歳というのは去年産まれたヒツジさんの事
だそうです
なので今年初めて毛を刈られる子では無いかと言ってました。



*一年未満のヒツジをラムちゃんと言う事や
大人のヒツジをマトンちゃんと言うことは有名なお話しです
年齢に寄って呼び名が変わるヒツジさん
ラム以上、生後2年未満の子をホゲットと言うそう
ベイブのホゲットさんはそこから来てるのですね。




その当歳のヒツジさんは何せ
ピチピチの初毛刈りボーイですから元気溌溂です。
とても私なんぞの手に負えるモノではなく、
おかげさまで保定だけで疲れ果て、順番も方向も



覚えたことが全て飛んでいきましたorz



Amuro_1










※スコーンと抜けた



ちなみにマダムのヒツジさんは
k氏が大人しい子を選んでくれたそうで
あまり暴れなかったらしいです。

そうみたいとか、らしいとか、又聞きっぽいのは
他の人を観る余裕が全く無かったのです、

スパークママのヒツジさんはOさんが
彼女の体格に合わせて大きめの女の子を選んでくれたそうですが
実は刈ってみたらちょっと小さめだったそうで
ヒツジさん、本当に侮りがたし。

私と言えば何とか記憶がぶっ飛んだ状態から
Oさんのアドバイスを受けて何とか刈り終わりました。

その後はまたもや交代でk様のウール授業です。
今日は昨日のスカーティングの後である、
ステイプル(一房のピロピロ)の質などを記録するサンプリングをした後、
今度はソーティングという用途に合わせて
羊毛を部位別に選別する作業をして行きます。

なんでもk様が言うには



ヒツジの首の毛は人間の首に使用するモノ(マフラーとか)


お尻の毛はお尻の下に敷く用のモノ(絨毯とか)




に毛質が合うのだそうです。
こういうことって本当に素直に感動しちゃいます
良くできてますね、凄いとしか言いようがない。

ちなみに一番上質とされる毛は肩の毛
お次は脇の毛だそうですが
酪農家はなるべく全身の毛が上質になるように
品種改良を重ねていくのだそうです

さて、その後の工程は



ソーピング



なるもののお勉強です
ソーピングとはウールのお洗濯的な作業のこと。
刈ったばかりの羊毛には汚れが付着してるので
その羊毛が痛まぬように丁寧に汚れを落とすのだそうです。

お湯の温度を変えつつ、つけ置きをしたり、すすぎをしたり
と沢山の工程がありました。
実際に作業をする事はなく講義のみだったのですが
かなり根気の必要な作業の様です。

使用するお湯も適温があって



ヒツジの脂が融解せずに済むギリギリ最低温度


ウールが傷まぬギリギリ最高温度




も決まってるそうです。
いかにウールというモノを大切に
繊細に扱っているのかが感じられました。



そう言えば私がウールについて学んでる間
スパークママ達は下で毛刈りのおさらいをしていたら



子羊が産まれたそう



私も覗いたらとっても可愛かったですよ
まだヘソの緒がついてました。


060331_152941_m


















※小さいのに立ってるって凄い




さてk様の授業が終わるとお次はまたもやk氏の授業


昨日と同じように刈った羊を使って保定しつつ
マーカーで順番をおさらいしていきます。


昨日は



多分・・・私が刈った子はコノ子だと思います・・・



と自己申告した羊が来たのですが
今日は自分が刈った羊に名前が書いてあった。



○の中にヒ



って書いておいてくれたのです。
と言うことは当然アバレンジャーホゲットですね。

とか言いつつ、もしかしたら違うかも?
名前を確認してなかったのであんまり自信がないです。

そのアバレンジャーホゲットは
またもや元気溌溂で足をバタバタさせてます。
気のせいかな、さっきよりも激しい気もしたり・・・・。

とは言え目の前にいるヒツジは激しくアバレンジャー
しかも毛がない。

毛がある時は保定に失敗しても
いよいよになったら逃がすよりはマシと言うことで
毛を掴むことも出来たのですが、
虎刈りなりにツルリンチョな訳で・・・何というか
掴む所がないんですよ(泣)


この時は毛刈り講習会2回目参加の方が
私に教えてくれたのですが、
アバレホゲットに戸惑う私が聞いた所



かなりの暴れん坊だよねー



言ってました。
おかしい・・私の知ってるホゲットさんは
コブタにシープを教える大人しいお爺さんだったのに(泣)


途中k氏が様子を観に来てくれたので思わず、



k氏~このひと暴れるんですよ~



って言ったらば来てくれました
k氏が試しに保定したら
チョビット暴れて大人しくなりましたアバレホゲット君です
k氏は私に向かって



これぐらい大したことナイナイ~大丈夫!



とか言っちゃってました。
k氏にはちょろくても私には大したこと有りすぎです(激涙)

余りにドタバタするので、お互い息も絶え絶えの私とホゲットさん

フラフラの私、もしかしたら此処で心臓麻痺で死ぬかもって思った。
昨日は何となく遠慮もあってヒツジさんに



ちょっと我慢してね



とか



ごめんね、苦しいかな



とか言ってたのですが、こうなるとなりふり構っちゃ居られない
ヒツジと私の力と力のせめぎ合い的な何かになってきました。


Dorakataru














※そこまで大仰ではない



昨日みたいに初めてならともかく、代わりにやって貰ったり
次はこうその次はこう、って教えて貰えば楽だけど
ヒツジの体のメカニズムや関節の稼働域も覚えられないのはご勘弁です
何で、とかどうして?なヒツジの事が知りたくって
参加したんですもの、人間だもの。

その時だけ何とな~く出来ても自分の為にもならないし
何より私は習いに来てるんだから
ちゃんと習って自分の為になるようにしたい

なので全部は無理だけど一部分、特にド下手くそな部分
何度も出来るようになるまでやらせて貰いました。

大人しい子なら分からないけどアバレンジャーホゲットさんは
ちょっとでも重心がずれたり、保定を間違えるともうジッタバッタです

そうそう!何とも汗だくで四苦八苦してたら
何とk氏が可愛い生徒に暴言を!

もう少し・・・って所でヒーさんが起きあがってしまった
可哀想な可愛い生徒の私にk氏が暴言を~




ヘッタクソ~ォ~



って言った。
ニヤニヤしてた・・・・・


その時の気分はコレ↓



Unobi













※ウーウー



確かにその通りだけど・・・ハッキリ言いすぎですよorz
誰だって最初は下手くそなんです~~ぅうだ!
と悔し紛れに心の中で反論する私。





こうなったら・・・



絶対いつかは出来るようになって・・・・ギャフンと言わせてやる



思えば何年か前・・・・同じ様な感じでシープを続けてきた私。
もしかしたら、上手く転がされてるのかしら?とも思ったのですが
結果としては事実だしガソリンも投入されたからまあ、良いか。



一応これもk氏のおかげって事ですね。



とは言え、私の意地っ張り具合に呆れたのか
k氏も最後まで教えてくれて保定の練習も何とか終了。

何か、もう汗だくだわ、喉はカラカラだわ、鼻汁も出るわ
何故か左目だけから涙も出てると言う



全身液状化現象



でした。

Hanabeto














※もっとサラサラでした!




何がどうなったか分からないけど、
何時だか講習で悔しくて鼻血が出た時よりはまあマシかも。
ちなみにチッコは漏らしませんでした。


最後の砦は守り抜いた



ので、嗚呼良かった。
そんなこんなで毛刈り講習会は何とか終了

おかげさまで、一部分の保定だけ記憶と感触は今のところ完璧です。
次のヒツジさんに何時会えるかも分からないから
実際は駄目かもだけど自分的には頑張った気分です。


その後はも一度2回目の生徒さんが毛刈りのデモンストレーション

060331_153104_m



















※とっても綺麗に刈れてました





すったもんだのドッタバッタの講習会でしたが
終わって後の感想は・・・・・




かなり面白かった




です。
羊毛の性質や大切さについてもしっかりk様に学べたし
ヒツジの体が実はとっても柔らかいのも知ることが出来た
とっても勉強になりました。



そんな訳でk様、そしてk氏有り難うございました~!



特にk氏、普段も並々ならぬ程にお世話になりまして
またもやお世話になりました。







おかげさまで・・・・あのヘッタクソ~ォ~で・・・・















エンジンブルブル絶好調です。















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コメント

大変だけど楽しかったですよ~!!
是非是非来年は一緒に刈りましょうよ

そして・・・皆で筋肉痛になるのです(●´ε`●)ノ

毛刈り自体もとっても面白いのは勿論ですが
ウールについてのお勉強もとっても面白かったですよ☆
特に

一年分の毛のどこどこが痛んでる
と言うことは該当する時期に
そのヒツジに何かが起きたと言える。

って毛を見ることでヒツジの一年間の健康状態も
分かってしまう・・・に凄い!!って思いました
ホント、ヒツジさんは奥が深いですね(#^▽^)

人生のやり直し・・う~ん何になりたいかなあ。
こおろぎさんは牧畜関係ですか♪
牧畜関係・・・早起きだから私には無理かも(>_<)

投稿: naoko | 2006年4月 4日 (火) 06時22分

羊さんの毛刈り、とても面白そうですね。
日記読ませていただいて、とても興味が沸きました。
ワタシもしてみたかったなぁ~

実はいろんな動物をいじくるの、かなり好きです。
毛ものがとくに好き。(*^.^*)

スパークままは牧場で働けて楽しそうですね。
人生やり直すんだったら、牧畜関係とか
お百姓とか、職人とかがいいな。

投稿: こおろぎ | 2006年4月 3日 (月) 14時17分

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